株式会社ライモック

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指示の与え方

 部下に仕事を頼む時、相手によって指示の仕方を変える必要があります。
例えば、
・真っ白なキャンパスを渡して、そこに自由な発想で絵を描かせられるタイプ
・ある程度下書きをしたものを渡して、それをベースに期待以上の絵をかけるタイプ
・塗り絵のようにしっかりとした絵を描いたところに、指示通りきちんと色をつけられるタイプ

 十人十色なので、それぞれのタイプに応じた仕事の指示が必要になります。タイプの良し悪しを評価するのではなく、それぞれを個性と思って、指示を出すように心がけたいものです。
 なお、なぜだか、馬の絵の塗り絵を渡しのに、出来上がったものがやや残念なフタコブラクダになっているタイプがいますが、その場合は、その人の長所を見つけて、そこで活躍できるような工夫が必要です。
 しかし、人のマネジメントは「言うは易し、するは難し」で、理解できてもなかなか思った通りにならないものです。しかし、管理職は根気強く努力する必要があります。