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ルールの運用
実行可能なルール作りの後、このルールは明文化する必要あります。
SOPとして策定するもの、1枚程度の取り決め書として文書にするものと、その内容に応じて文書の種類は異なります。
その次に行うことは、ルールの再確認と実行のスタートを含めての教育訓練です。その時に教育訓練の記録を作成することで、作業者のルールに対する認識も向上します。
そして、実行をすれば必ず、出来れいれば「褒める」、出来ていなければ「叱る」ことが重要です。『やっても、やらなかっても同じ』であれば、いずれ誰もやらなくなり、ルールは形骸化します。
ポイントは、『叱る』ではなく、『褒める』ことが管理者として大切な行いになります。『叱る』は問題が発覚した時に行えますが、『褒める』は部下の日々の業務を観察しなければ行うことが出来ません。普段から部下と上司のコミュニケーションが良好であれば、自然と部下の行動が見えてきます。『褒める』は部下を理解するためにも重要なコミュニケーションの1つであり、ルールを正しく運用するためのツールになります。