株式会社ライモック

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将来に向けた活動

 先般、大手外資メーカーの方とお話しする機会がありました。その人は、外資らしく数社の経験のある方です。その方からとても興味深い話しを伺いました。

 「いくら会社が大きくても、いくら歴史のある会社でも、これに甘んじてたら会社は無くなる。そのために、ある会社では、フィーチャー・フィットという幹部クラスの会議が毎月行われ、将来に向けた議論を行っている。」

 この会社は、グルーバルな巨大企業です。その会社の日本法人が、分社化する際、将来にもっとも良い会社形態として、株式会社ではなく、合同会社を設立しました。世間体ではなく、実を考えた経営を行っています。

 企業が歴史を積み重ねることは、非常に大切です。しかし、歴史は将来に向かって、積み重ねるものです。過去の歴史を懐かしんでも仕方がありません。企業は、ゴーイングコンサーン(企業は将来にわたって、無期限に事業を継続する)を前提に成り立っています。企業経営は、将来を見据えて行うことが大切です。また、同様に組織マネジメントも目先ではなく、将来(あるべき姿)を見据えて行うことが大切です。