[前へ] 　[043] 　[044] 　[045] 　[046] 　[047] 　[次へ]

「衛生管理」と「おもてなし」

　衛生管理には、「おもてなし」の心が大切です。清潔な環境で調理することも、「おもてなし」の一つです。

　不潔な環境で何が混ざっているが解らない料理は美味しいとは思わないのではないでしょうか。バックヤードで、「お客さんに解らなければ良い」ではいけません。顧客に見えない所であっても、そこから「おもてなし」の心を持つべきです。
　食品業界の「おもてなしの心」とは、「食べた時の笑顔」が顧客満足の高い美味しい食品を提供すること、そして、「食べた後の笑顔」が食中毒などを起こさない安全な食品を提供することです。

　トップ自ら「おもてなし」を心を衛生管理にまで裾野を広げて追求することで、食品会社や飲食店などに務める従業員にも高度な「おもてなし」の心が身に付きます。食品業界の経営者は食べた時・食べた後の「おもてなし」が組織風土として定着するよう心がけましょう。