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部下の笑顔
管理職として考えることの1つに部下達の幸せがあります。
厳しさも優しさも、組織のみんなが笑顔でいられることを目指しています。ただし、1人1人の価値観は違うので、全員の満足を満たすことはできません。その結果、組織を離れて行く人は、残念ながらいます。しかし、管理職は、部下への感謝の気持ちを大切にして、皆んなが笑顔になれることに務める必要があります。
いち担当者の時は1人で何でも行なって、目標を達成したかも知れません。しかし、組織をもって、組織を動かす立場になった時は、1人では何も出来ません。管理職は、1人で出来る仕事を会社から与えられている訳ではないのです。
組織の中で、「win-win」を考えると自分だけの幸せを望むのではなく、一緒の働いている仲間の幸せ(笑顔)も同時に望むことが大切です。
ちなみに、「win-win」を考えるとき、管理職は自分の考えを押し付けるのではなく、部下の「考え」を聴くことが大切です。実際に作業をする人が納得若しくは理解しなければ、結果が出せないものです。その場合、「win-win」は達成できないものとなります。自分の「考え」がBestと決め付けるのでなく、ベクトルが合っている限り。部下の「考え」をBetterなこととして受け入れることも大切です。
部下が自ら考えて、満足して仕事に打ち込める環境作りが必要です。これが部下の達成感につながり、その達成感から自然と笑顔が溢れるものです。