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繰り返し教育する
「人間は忘れる動物」とよく言われます。「エビングハウスの忘却曲線」によると、記憶は覚えた1時間後には50%以上を忘れ、1日後に約75%を忘れるとしています。また、カナダのウォータールー大学の研究結果(Curve of Forgetting)では、復習を繰り返すことによって記憶がよみがえる時間が短縮されるとされています。
ところで、新しいSOPや組織内の取り決めを行った時に、関係する人に対して、説明若しくは教育訓練が行われます。そして、導入時の1回だけでなく、繰り返しの教育訓練が大切です。
繰り返しの教育は、
① 時事ネタを引用しながら朝礼などで何度も話す
② 社外の講習会に参加した人が、そのフィードバックを行う
③ 外部講師を招聘する
③ 適宜・定期の改定毎にSOPを再確認する
などが上げられます。
繰り返しの教育は、「人づくり」の基本です。
改めて、教育のやり方を考えてみてはいかがでしょうか?
最後に、上司が模範となることが大切です。部下に対して言うだけではなく、上司も日頃から新たな知識を学習することを心がけましょう。