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管理職の地位の意味

　社長は、自分の意思でなれます。ただし、人生に影響する全てのリスクを背負い込むので、非常な勇気が入ります。ちなみに、中小企業白書 2011年によると、1980年〜2009年に背右折された企業の創設後経過年数ごとの生存率の平均は、10年後には約3割の企業が、20年後には約5割の企業が撤退しているとされています。
　管理職は、自分の意思ではなく、周りから実績を評価され、さらに、信頼を得てその地位を与えられるものです。
　実績があっても、周りから信望がなければ、原則として、組織を任されることはありません。
　管理職は、「自分がどうするではなく、組織でどうするか」「自分の実績ではなく、組織・部下の実績」を考えながら業務を遂行する必要が有ります。
　決して、「成功は自分のおかげ」「失敗は部下のせい」にならないようにすべきです。
　あくまでの「責任は自分が」「評価は部下に」を心がけ、部下や周りから信望の厚い管理職を目指しましょう。