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部下とのより良いコミュニケーションを目指す

 部下とより良いコミュニケーションを行うためには、「交流」「承認」「傾聴」の3つのキーワードが大切です。

 「交流」は、お互いに行き来することです。よく、「彼は報告がしない」などの話を耳にします。なぜ、報告しないのか?多くの場合、話しかけにくい環境があります。すなわち、上司と部下の間に見えない壁があるということです。「忙しそうにしている」「ぶっきらぼうである」「偉そうである」など様々な理由が上げあれます。部下から気軽に相談を受けるためには、日頃から上司から部下への話しかけを行うことです。これにより、部下が上司にコミュニケーションを取りやすい環境を築くことができます。
 「承認」は、相手ことをまずは認めることです。上司との考えと違えば、すべて否定されては、部下は自らの考えを上司に伝えることができなくなります。まずは部下の考えを認めた上で、「なぜそう思うのか?」「○○について、どう思うか?」を問いながら、お互いの意見のすり合わせることが大切です。
 「傾聴」は、相手の話を聞くことです。部下の話を途中で遮り、自分の意見を一歩的に話されては、言いたいことが言えないまま消化不良でその場が終わってしまいます。特に相手の話を聞いて理解しない限り、相手を「承認」することができなくなります。「承認」を行うためにも、部下の話は、途中に話したくなっても最後まで聞くことが大切です。

 組織として良い仕事を行うためには、上司と部下のお互いが信頼し合うことが大切です。その信頼の前提となるものが、普段のコミュニケーションです。