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小さくても一流
日本における中小企業数の割合は99.7%で、そこで働く従業員の割合は70.1%となっています(2017年版中小企業白書より)。このように多くの人が中小企業に勤めています。しかし、日本を支えている中小企業に勤めている方の中にはそのブランド力から大企業に比べて少し弱小感を感じている人もいるのではないでしょうか?
ところで、中小企業においても人知れず大企業に肩を並べて活躍されているところもあります。例えば、センサーなどを開発・製造している株式会社プロアシストは『田村製作所チアリーティング部に超音波距離測定技術が採用』されており、世界的も高い技術力を誇っています。この会社は規模は小さいながらも一流の企業です。また、職人と呼ばれている人はさらなる技術力を磨きながらも、自分が世界一と考えて仕事に取り組んでいる人も多いのではないでしょうか?
このように「小さくても一流」は、中小企業の本来あるべき姿と思います。経営資源の少ない中小企業が、社会的な存在感を持って生き抜いていくためには、経営理念に「一流」に通じる何かが必要です。何かに「一流」であることは、従業員にとっての自信と誇りにつながり、より良い組織文化を生み出します。