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働き方を変える
『働き方改革』を盾に単に「残業を減らせ」「早く帰れ」と上司が部下に言うシーンは増えるていると思います。それに効果が上がらなければ「ノー残業デー」を行ったりすることもあります。
しかし、「仕事は減らない」「働き方は変わらない」「上司自身は今まで通り残っている」など上司が部下に対して一方的に「言うだけ」になっていませんか?
具体的にどのように働き方を変えるかを示して、上司・部下を含めてそれを実践していくことが大切です。
やるべき仕事をせずに帰るのではなく、部下の業務スキル及び上司のマネジメントスキルを上げて定時内に仕事を完了することが基本です。
そこで、本人が行うことと上司が行うことのポイントを以下に示しました。
◯ 締め切りの前日までに仕事を終える
書類などの1回目の提出は締め切りの数日前までとし、締め切り前日までに業務を完成させることに努める。
上司が直ぐに書類の確認をできない場合や優先度が高い仕事が突然舞い込んでくることがあることを認識し、早めに仕事に着手する。
◯ 1日の時間割を決める。
1日の業務が始まる前に、午前中までに何をするか、定時までに何をするかを決める。
定時に仕事を完了するように1日のスケジューリングを行うことが大切。
◯ 上司は率先して定時で帰る
上司が率先して定時に退社し、定時に周りを気にせずに退社できる組織風土をつくる。
上司の目を気にしないで、部下が上司より先に退社できる雰囲気づくりを行う。
◯ 部下が残業を減らせれるよう業務を調整する。
残長時間における上司からの仕事の依頼を無くす。
上司は、部下の仕事量を考えて、仕事の依頼時に期限を明確にする。
部員の能力を考慮した業務量の配分を行う。