カレー焼きそば
国際色豊かな新種のヌードル
カレー焼きそばは、終戦間もない頃、天橋立のある宮津に移り住んだ台湾出身の中華料理人である王(ワン)さんにより、平和軒で生まれた宮津のソウルフードです。
そのカレー焼きそばは、当時の人々にしてみれば、どれも目新しい異国の料理であるラーメン、カレー、焼そばを組み合わせたもので、中華料理をベースとしながらも、インド由来のカレースパイスを加えた独特のスープが、麺や具材に絡む料理です。
今、宮津には、平和軒はないが、多くのカレー焼きそばを出す店があります。
それらのカレー焼きそばは、王さんの味をリスペクトした品から、全くかけ離れた個性を持つ近年誕生した品もあります。
ドライタイプからつゆだくタイプまでお店ごとに個性のあるカレー焼きそばを楽しみことができます