食中毒
食品事故は、食品製造における不正表示や品質不良、異物混入や食中毒など、食品を介して人に危害が及ぶ事故をさします。
そして、食品事故は次の4つのタイプに分類されます。
1) 公害に含まれる化学物質による中毒事故
例)水俣病事件など
2) 食品メーカーの製造工程上で混入した化学物質・ガラス片などによる事故
例)森永ヒ素ミルク事件
3) 微生物汚染(細菌やウイルスなど)による食中毒事故
例)雪印乳業の集団食中毒事件
4) 故意などの犯罪的要素の食中毒事故
例)アクリフーズ薬物混入事件
食品業界としては、上記2)と3)については、従来から品質向上に努め対応しています。しかし、従業員満足を上げる努力を怠れば、上記4)の事件を起こす可能性もあるので留意が必要です。