ターゲット・プロダクト・プロファイル
ターゲット・プロダクト・プロファイル(TPP ; Target Product Profile)とは、医薬品の開発で用いられる手法です。
それは、開発初期の段階から、マーケティング部門などのスタッフが開発チームに参加して、これから開発する製品の特徴を明確にします。
・対象疾患
・有効性/安全性
・競合品に対する優位性
・付加価値(服用容易性、患者のニーズ等)
・市場性・収益性
そして、投資金額に見合う売上(リターン)が期待できるような製品開発を目指します。
他の業種の活用を考えると、製品開発の起案時に、営業担当者を含めて、
「誰に」:顧客ターゲットを明確にする。
「何を」:そのターゲットに合わせたテーマ(嗜好性、利便性、付加価値など)を明確にする。
「どのように」:開発的には、アイデアを形にする。営業的には、販売方法を立案する
その上で、収益性(売上、原価、販管費、利益)を評価した上で、開発に着手します。