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マンダラート

金剛界曼荼羅 マンダラートとはデザイナーの今泉浩晃氏が1987年に考案したアイデアを整理・外化し、思考を深める発想法の1つです。マンダラートは仏教に登場する曼荼羅模様に由来するもので、曼荼羅+アートからの造語で、曼荼羅模様に似たマス目にアイデアを書き込んでいくことで自然にアイデアを広げていきます。
 そして、マンダラートは目標設定にも用いられ、BLMのエンゼルスで活躍している大谷翔平選手が高校1年生の時に作成した目標達成シートは有名です。

マンダラートの作り方

 マンダラートはメインテーマを中心に起き、ハスの花を広げるように関連したアイデアを周囲にどんどん展開していくことで、様々な視点からのアイデアを生み出します。ここで大切なことは、1つのテーマ(中心のマスに書いたこと)に対して強制的に8つのアイデアを書くことです。そのためには、アイデアをひねり出さなければならず、これにより普段は出てこないアイデアが生まれることがあります。
 実際の作り方の手順は、
①3×3の9マスを縦横3つ作成します。
マンダラート
②真ん中の3×3の9マスの中心のマス(a)に考えたいメインテーマを書き込み、その周りのマス(b)にはそれに関連するアイデアを埋めていきます。
マンダラート
③周りの3×3の9マスの中心のマスに、先ほど記載したマス(b)を書き込み、その周りのマス(c)にそれと関連するアイデアを埋めます。こうして、1つ1つのアイデアを細分化・具体化させていきます。
マンダラート

目標達成シートの作り方

 目標達成シートは夢などの大きな目標を達成するために、自分が行うための活動を具体化していきます。そして、達成目標シートは完成した後に、絶えず見えるところに掲示して、活用することが重要です。
 実際の作り方は、
①大きな目標(夢でも良い)を設定します。
②大きな目標を達成するための小さな目標を設定します。
③小さな目標を達成するための実際の行動を定めます。
マンダラート
 実際に作成しようとすると難しいものです。そこで、心技体の3つの要素から小さな目標を設定すると作りやすと考えます。また、細分化・具現化の中で自分の短所の克服や長所を伸ばすことを盛り込むことを意識すれば良いと思います。
 心(メンタル):精神力、心構え
 技(スキル):技術・技能、アウトプット
 体(フィジカル):身体能力、知識・経験
 そして、大谷翔平選手が高校1年生の時に立てた目標達成シートをみても心・技・体の3つの要素に分けることができると考えます。
 心:メンタル、人間性、運
 技:コントロール、キレ、スピード160km/h、変化球
 体:体づくり
マンダラート