株式会社ライモック

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HACCPとは

 HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)は1960年代にアメリカの宇宙開発のアポロ計画の中で、NASAなどが考案した宇宙食などの食品の安全性を確保する管理手法がベースとなっており、現在多くの食品の安全性確保に活用されています。
 日本では、食品衛生法等の一部を改正する法律が2018年6月13日に国会で成立し、2018年6月13日に交付されました。
 その法律の中で、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催や食品の輸出促進を見据え、国際標準と整合的な食品衛生管理が求められていることからHACCPにそった衛生管理が法制化されました。

 HACCP支援法(食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法)における指定認定機関は、25機関あります(2018年2月現在)。

7原則12手順とは

 HACCPは、7原則12手順からなる安全で衛生的な食品を製造するための管理方法の一つです。
 それは、従来の衛生管理と最終製品の抜取り検査に加えて、原材料の入荷・製造・出荷までの全ての工程において、あらかじめ危害分析(Hazard Analysis)をし、その危害を防止するための重要管理点(Critical Control Point)を特定して、それを継続的にモニタリングし、異常が認められたらすぐに対策を取り解決することで、健康被害を及ぼす製品の出荷を未然に防ぐ衛生管理システムです。
 HACCPは、 国連の国連食糧農業機関( FAO )と世界保健機関( WHO )の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,国際的に認められた管理手法です。